こんにちは。ぴよです。今日はシンガポールで2025年11月20日に公開された「ウィキッド 永遠の約束(Wicked For Good)」を見てきました!興奮冷めやらぬ結末だったので、その勢いのまま映画を見た人たち語り合いたくざっくり解説&感想を書きます。(夫に息子を託して1人で見にいったため、話ができない…!!)
私は今回初めて悪役側の視点の物語を見ました。(クルエラ、マレフィセント等見てない) あと、ウィキッドのミュージカルは観ておらず、映画「ウィキッド 2人の魔女」が初めてです。
そんな私がゆるっと感じた感想なので、まずは映画を見てから読まれることをおすすめします!その後で私の感想を酒のつまみの一つにしながら楽しんでもらえると嬉しいです。
ネタバレ注意↓
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ネタバレ注意 : ざっくり解説
今回の映画は「ウィキッド 2人の魔女」に続く物語。始まりはエルファバがグリムリーを持ち去った後しばらく経った時点から始まる。
グリンダはオズとマダムモリブルに担ぎ上げられて「善い魔女」として国民から人気を得る。グリンダ自身もオズと同じように、実は魔力はないことを隠しながら、国民の人気者としてオズへの信頼を惹きつける役目を担わされる。
一方でエルファバは、オズが嘘をついて魔力がないことを隠し続けている状況と動物迫害を続けることに対して反発し、オズの施策をあの手この手で止めようとする。しかし、オズ達(特にマダムモリブル)にことごとく隠されて、何をしても「悪い魔法使い」のレッテルが強まるばかり。西の森のはずれに隠れ家を用意して暮らしていた。
そんな中、王子様のフィエロが国に忠誠心を誓って「魔女討伐隊長」を担っているように見えるが、実は誰よりも早くエルファバを見つけて助けようとしているためだった (なんと!)。それなのにグリンダの思いが先行して(国民からの人気取りにうってつけ)グリンダとの婚約を国民の前で発表されてしまう。
エルファバの妹ネッサは父の後を継ぎ、マンチキンランドの知事に就任して、政府の要人として重要なポストを担う。その傍には学生時代の友人ボックがいるが、ネッサはボックがグリンダのことを好きでいることを今だに知らないでいる。ネッサはボックの心が離れていることは薄々感じていながら、学生時代に戻りたいと願っていた。
ことが動くのは、グリンダとフィエロの婚約の知らせが新聞で取り上げられマンチキンランドまで届くところ。ネッサの部屋でその記事を見たボックは、正式に婚約式が執り行われる前に心に秘めた思いをグリンダに伝えに行こうとする。しかし、エメラルドシティ行きの列車に乗ろうとした時に「マンチキンは総督に旅行許可が必要」と言われて押し返される。仕方なくボックがネッサのところに戻った時に、エルファバがネッサのところを訪れている。エルファバは、政府の重要なポストを担っているネッサに力を貸してもらおうと訪れたのだが、ネッサはエルファバが父親の葬式にも来なかったことに怒り浸透していた。そこにボックがグリンダに昔から心を奪われていたことと、婚約式の前に思いを告げにいきたいことをネッサに伝えるとネッサがさらに怒り浸透。ボックを失いたくない想いで頭がいっぱいになり、エルファバのグリムリーを勝手に読んでボックの心を奪う呪文を唱えようとする。読み方が間違ってボックの心臓を奪ってしまいそうになるところをエルファバが必死の思いで助けたら、なんとボックがオズの魔法使いの旅メンバーの1人ブリキの木こりになってしまった。(そんな風に繋がるの?!)
動物達の逃走→臆病なライオン
エルファバがグリンダの婚約式をいい機会と捉え、オズを説得しに乗り込む→交渉決裂。動物の逃走、婚約式破壊、フィエロがグリンダを置いてエルファバと一緒に逃げる
エルファバとフィエロが結ばれる→グリンダがエルファバを誘き寄せるための作戦にネッサを使うと良いとマダムモリブルに漏らす
マダムモリブルがハリケーンを起こし、ドロシーの家を運んできてネッサの上に落として殺害(大胆すぎる) ドロシーにエルファバとネッサの母の遺品である靴を履かせる。
ハリケーンが通り過ぎた時にエルファバがネッサの危険を感知して現場に来る。そこにいたグリンダと取っ組み合いの喧嘩をしているところに魔女討伐部隊が来てエルファバを捕まえようとしたら、追いかけてきたフィエロに止められてエルファバは逃げる。フィエロはそのまま捕まり拷問される。エルファバが彼の命を助けようとかけた魔法の副作用でフィエロはカカシになってしまう。(カカシになったことは最後にわかる)
ブリキの木こりになったボックや臆病なライオンを含めたドロシー一行ができあがり、オズの命を受ける形で魔女討伐に向かう。この時、国民の反エルファバ感情が最高潮になり、グリンダは見てられなくなり、城を出てエルファバの元へ向かう。
エルファバの元についたグリンダがついた頃、エルファバはフィエロが亡くなった知らせを受ける。最愛の彼も妹も失ったエルファバは、「降伏する」とグリンダに告げグリムリーを渡す。そして、グリンダに「私の汚名を晴らさずにオズに戻り、国を率いて欲しい」とお願いする。グリンダは泣きながら願いを受け入れ、エルファバがドロシーに水をかけられて消えてしまうところを影から見届ける。
オズに戻ったグリンダは、オズとマダムモリブルを退け(ここは結構あっさりだった。オズの方はマジ?!っていう事実がわかったけど)オズを率いるリーダーとなる。
エルファバの方は実は生きていて、カカシになったフィエロに見つけ出されて一緒にオズを出る。
エルファバとグリンダの2人がそれぞれを想いながら、それぞれの道に踏み出したところでこのお話は終わりを告げた。
ゆるっと感想
エルファバとグリンダの対比構造について
エルファバとグリンダがどんな立場に置かれようと、お互いを大切に思い合い、お互いの幸せを願っている姿が一番印象的だった。しかし、この2人の対比構造も描かれていると思う。いつも孤独なエルファバとみんなに人気者なグリンダが描かれていたが、最終結論としては「真実の愛を掴んだエルファバ」と「国民の人気者だが、本当に欲しい物が手に入らなかったグリンダ」の対比になっていた。誰に嫌われようと自分の意思を貫いたエルファバと、自分の意思ではないけど周りから求められる役割を演じ続けたグリンダ。どちらが本当の幸せなのか、最終的に手に入るものはなんなのか、自分の身の振り方を考えさせられる気がする。
ボックとネッサの関係が辛い
この2人はただただ被害被っているように見えた。きっかけはウィキッド 2人の魔女で描かれるグリンダの何気ない一言。ボックがグリンダをパーティーに誘おうとしたら、「あの足が悪い子を誘ってあげられるようないい人が好き(だったかな?)」のような言葉を間に受けて、ボックがネッサを誘うところ。ネッサはボックが自分のことを好いてくれていると勘違いするし、ボックは嘘ついてるのが後ろめたい。そこから始まって、大人になってもボックはグリンダを想ったまま2人の関係が続いていく。ネッサにとってはその想い出が学生時代の一番素敵な思い出になっているし、ボックは苦しみ続ける。本当小さな嘘って小さいんだけど長くなると影響が大きすぎる。ボックはブリキの木こりになり、ネッサは家の下敷きになんて報われなさすぎて辛い。
オズの魔法使いメインキャラ達の背景
ウィキッドからオズの魔法使いへの流れが秀逸だった。ブリキの木こりはエルファバが助けようとしたボックだし、臆病なライオンはウィキッド1でエルファバが良かれと思って逃した子ライオンだし、エルファバが助けようとした結果が裏目に出た結果仲間になっている。そして、エルファバを助けるために同行していたカカシのフィエロ。魔女討伐部隊の隊長だった時もそうだけど、カカシになってもエルファバを一番最初に見つけて助けるという愛が泣ける。エルファバとグリンダが話しているラストシーンで、エルファバが空飛ぶサルからフィエロのことについて何か連絡を受けている様子が見受けられる。今考えるとこれは訃報に見せかけたフィエロからの作戦指示だったのかなぁなんて思ったりする。
プロパガンダで良い人も悪い人になる
とても印象的だったのが、オズとマダムモリブルが巻き起こすプロパガンダの嵐。ウィキッド2人の魔女の中で一瞬で悪者にされたエルファバが、その後やることなすこと全て悪い方向に取られていくのがとてももどかしい気持ちで見ていた。人の善悪はプロパガンダで一瞬で操作されてしまうことに注目したい。
終わりに
いかがでしたでしょうか。興奮冷めやらぬ勢いで書いたけど、ストーリー解説のところでかなり息切れした感がある。また他の方の感想を読みながら、思いだしたら書き足していこうと思う。ここまで読んでくださってありがとうございました。



