シンガポールで妊娠した時、
「どこの病院で産めばいい?」
「シンガポールの出産っていくらかかるの?」
と、分からないことがたくさん…!
私自身シンガポールで妊娠したときは、どんどん飛んでくお金にびっくり!しかも、全体像が見えないまま出産を迎えることになり、最後まで支払い切れるのか夫婦で怯えていました…笑
そこでこの記事では、まずシンガポールで妊娠してから出産するまで、何にお金がかかるのかをできるだけ分かりやすく整理します。
そのうえで、日本人が出産先として検討することの多い私立病院の中から、
Raffles Hospital
Thomson Medical Centre
Mount Elizabeth Hospital Orchard
Gleneagles Hospital
の4院について、シンガポール保健省(MOH)が公開している実際の請求データをもとに出産費用を比較します。
「まず出産費用の全体像を知りたい」という方の参考になればうれしいです。
この記事の費用情報について
掲載している費用は2026年8月時点で確認したMOHのTypical Billを中心にまとめています。Typical Billは実際の請求データをもとにした目安で、実際の支払額を保証するものではありません。
通常の妊婦健診費用は含まれておらず、担当医、麻酔、入院期間、母子の状態、追加処置などによって費用は変わります。最新の費用は病院・担当医へご確認ください。
まず知っておきたい|シンガポールの妊娠・出産でかかるお金

シンガポールで妊娠してから出産するまでのお金は、ざっくり分けると4つです。
① 妊婦健診・妊娠中の検査
+
② 出産する病院に払う出産・入院費
+
③ 産婦人科医などに払うProfessional Fee
+
④ 麻酔・小児科・赤ちゃんなど必要に応じてかかる費用
「出産費用」と一言でいっても、全部が一つの料金になっているわけではないんですね。
① 妊婦健診・妊娠中の検査
まずは、妊娠中に産婦人科へ通うためのお金です。
初診、定期的な妊婦健診、エコー、血液検査、各種スクリーニング、必要に応じた出生前検査など。
クリニックによっては、妊娠中期以降の健診などをまとめたAntenatal Packageが用意されている場合もあります。
ここでかかる金額は、担当する産婦人科医やクリニック、検査内容によって変わります。
② 出産する病院に払うお金
次が、実際に出産・入院するときに病院へ払うお金です。
病院のホームページを調べているとよく出てくるのが、
Maternity Package
という言葉。
病院によって内容は違いますが、分娩室、病室、看護、基本的な医療材料や処置など、出産・入院に関する病院側の料金がまとめられています。
ただし、
Maternity Package=出産で最終的に支払うすべてのお金
ではありません。
ここは初めてシンガポールで出産する人が混乱しやすいポイントだと思います。私は初めて聞いた時、これが出産にかかる費用全額だと思っていました。
③ 出産を担当する先生に払うProfessional Fee

シンガポールの私立病院で出産するときに、もう一つ大きいのが先生に支払う料金です。
Professional FeeやDoctor’s Feeなどと呼ばれます。
そして、この費用は担当する産婦人科医によって違います。
同じ病院で同じように出産しても、誰にお産をお願いするかによって最終的な請求額が変わる可能性があります。
正常分娩と帝王切開で、先生の料金が違う場合もあります。
そのため、
「この病院はいくら?」だけでなく、「この先生にお願いしたらいくら?」
も確認する必要があります。
④ 麻酔・小児科・赤ちゃんなどの費用
そして、出産内容によって追加でかかる費用があります。
たとえば無痛分娩の麻酔、麻酔科医、小児科医、新生児の検査やケア、黄疸治療、NICU、追加の検査・処置、入院期間の延長など。
ここは出産前に「絶対この金額」と決めることが難しい部分です。
母体や赤ちゃんの状態によって、最終的な金額は変わります。
シンガポール私立4病院|出産費用はいくら?
では、実際の出産ではどのくらい請求されているのでしょうか。
今回は、MOHが公開している1人部屋のTypical Billを使って比較します。

正常分娩の数値はMOHの「Vaginal Delivery(with or without episiotomy repair)」、帝王切開は「Uncomplicated Caesarean Section」の1人部屋データです。
ざっくり見ると、
正常分娩:約S$8,400〜13,400
帝王切開:約S$13,900〜21,600
でした。病院ごとに出産費用にかなり幅がある印象ですね。各病院の印象を私のいろんなママ友から聞いてきた話を元に独断と偏見でまとめてみた結果はこちらです。

比較に使った「Typical Bill」って何?

この記事では、シンガポール保健省(MOH)が公開している実際の請求データを使っています。
Typical Billは請求額の中央値。
つまり、その病院の該当ケースで、半数の患者がこの金額より低く、半数が高かったという位置の金額です。
「絶対この金額になる」という料金表ではなく、
「この病院で出産すると、大体この辺りの請求になる人が多いんだな」
と相場を見るために使う数字だと考えると分かりやすいです。
シンガポールでは「病院」より先に「先生」を選ぶことになる

日本で出産する感覚だと、
「まず病院を決めて、その病院の先生に診てもらう」
というイメージがあるかもしれません。
一方、シンガポールの私立医療では、
産婦人科医を選ぶ
↓
その先生がどの病院で出産を担当しているか確認する
↓
出産病院を決める
という選び方になることが多いです。
そして先ほど説明したとおり、産婦人科医のProfessional Feeは先生によって違います。
つまり、
同じRaffles Hospitalで産んでも、全員がS$8,417になるわけではないです。
気になる先生がいる場合は、正常分娩・帝王切開それぞれのDoctor’s Feeと、どの病院で出産を担当できるのかを確認してみてください。
まとめ|安心の先生と病院が見つかりますように
出産した当時ではまとめきれなかったけど、その時知りたかったことをまとめてみました。この記事が今まさに妊娠中で、どの病院で出産しようか迷っているあなたの参考になったら幸いです。
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また、シンガポールで出産されたママ達の協力のもと、たくさんの出産レポもあります。病院選びの参考にのぞいてみてください。

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