こんにちは。ぴよです。今日はシンガポールで出産される方向けに出生手続きの流れををまとめました。
私が出産した時は、
✅手続きがそもそもわからずブログを読み漁る
✅経験者に繋がるために出産したママを探す
✅MoMなどの英語の情報を読んでぐったり
しながら手続きを進めました。
結果情報がまとまっていなくて、頭の中がごちゃごちゃしたまま出産しました。
なので、まずは「これだけ」見れば全部わかる!
そんな記事を作りました。我が家の手続きを元に関係省庁の情報をまとめていて、
読みながら順番に進めていけば終わるようになっています。
妊娠中から手続きが始まるので、
何度か確認されるとスムーズですよ!
注意 : あくまで2025年10月時点の個人の体験談を元に作成した記事になります。最新情報は必ずご自身でご確認ください。
出生手続きの流れ
ズバリ、現時点での全体像はこちらです。これに沿って上から順番に手続きを進めていくと全て完了しました。具体的に各フェーズごとにスムーズに進めるコツや注意点などを解説します。

妊娠中にやること
Singpassのセットアップ
Singpassとはシンガポール政府関連の手続きをする上で必須のアプリになります。ご自身のDPを取得した際に設定の案内が届いていると思います。万が一設定されていない方がいたら、出産後の病院が行う手続きに必要なので必ず終わらせておきましょう。

Apple store リンク : https://apps.apple.com/jp/app/singpass/id1340660807
戸籍謄本取得
婚姻証明書を大使館で発行する際に戸籍謄本(オンライン申請の場合は戸籍電子証明書提供用符号)が必要です。日本に一時帰国される際に自分で取ってくるか、親族に頼んで郵送してもらうとスムーズです。自治体に依頼して郵送してもらうこともできますが、私の自治体の場合はまず請求依頼書を郵送する必要があるため、往復の日程を考えても時間がかなりかかります。
注意 : 婚姻証明書の在シンガポール日本大使館へオンライン申請する場合は、戸籍謄本原本ではなく戸籍電子証明書提供用識別符号の取得が必要です。この方法は、申請/受取がオンラインで完結するようです。有効なマイナンバーカードをお持ちの方は戸籍電子証明書提供用符号の取得はマイナポータルから申請することができ、待ち時間なくオンラインで完結できます。うまくいけばこちらの方がスムーズで良いかもしれないですね。
参考 : 在シンガポール日本大使館 出生・婚姻等の身分上の事項に関する証明:e-証明書
参考 : マイナポータルでの戸籍電子証明書提供用符号取得方法
婚姻証明書取得
窓口申請の場合
事前にHPから来館予約をした上で、在シンガポール日本大使館に戸籍謄本と自身のパスポートを持参して申請します。
申請翌日から約3開館日で発行されます。
参考 : 出生・婚姻等の身分上の事項に関する証明(窓口申請)
こちらの記事で大使館への行き方など具体的に説明しています。

オンライン申請の場合
私は実施していませんが、お友達がオンラインで申請されていました。下記参考まで。
参考 : 在シンガポール日本大使館 出生・婚姻等の身分上の事項に関する証明:e-証明書
出産直後 〜 1週間後までにやること
出生通知書発行
これはSingpassの登録が完了していれば病院側で対応してくれます。
出生登録 (出生証明書取得)
LifeSGアプリから出生登録するとICAが出生証明書を発行します。出生後42日以内に登録しないと法律に違反する可能性があるのでサクッとやってしまいましょう。
DPが発行されるまで、この出生証明書が手続きや病院にかかるときなどに必要な書類になります。
データを紛失しないように保管しておきましょう。
参考 : ICA Register Birth https://www.ica.gov.sg/documents/birth/birth_registration
出生届提出
書類が揃ったら、大使館へ行き出生届を提出します。この時も来館予約が必要です!計画分娩の方は、計画日が決まったら合わせて予約しておくとスムーズです。
参考 : 戸籍関係届出:出生届
産後 〜 1ヶ月頃までにやること
パスポート申請(事前申請)
ICAに発行される特別な在留資格Special Passの有効期間が42日間で、現在の戸籍謄本作成からパスポート受領までには間に合わず延長が必要です。その延長のためには、大使館のパスポート申請受領した記録が必要なので、特例で大使館がパスポート申請を戸籍謄本作成完了を待たず受け付けています。
パスポート用写真が比較的取りやすくなる生後3週間頃推奨です。
参考 : 当館にて新生児のお子様に係る旅券発給申請を予定する皆様へのご案内 ~お子様のシンガポールでの在留資格の申請までの流れ~
DP申請
上記の申請後に発行される大使館発行旅券申請受付メールを用いて、雇用先を通じてMoMへDP申請を進めましょう。会社によって担当部署は違うと思いますので、確認が必要です。
戸籍電子証明書提供用符号の取得
子どもの情報が戸籍に追加されたことを該当の市役所に確認してから、戸籍電子証明書提供用符号を取得しましょう。私の自治体では市役所に電話をかけたら、戸籍ができあがってるかどうか教えてくれました。
参考 : 当館にて新生児のお子様に係る旅券発給申請を予定する皆様へのご案内 ~お子様のシンガポールでの在留資格の申請までの流れ~
パスポート申請(本申請)
取得した戸籍電子証明書提供用識別符号を旅券のオンライン申請画面に登録します。登録後から約1ヶ月経ったらパスポートが出来上がります。
参考 : 当館にて新生児のお子様に係る旅券発給申請を予定する皆様へのご案内 ~お子様のシンガポールでの在留資格の申請までの流れ~
産後〜2ヶ月頃
パスポート受け取り
大使館からパスポートが出来上がった旨のメールを受け取ったら、来館予約して受け取りに行きましょう。
参考 : 領事情報 : 旅券 (パスポート) Passport
DP取得
DPの申請が受理された連絡が来たら、MoMへDPに載せる用の写真撮影に行きます。その時のレポはこちらに記載してあります。写真撮影から約5営業日程度でDPが完成し雇用先に送付されます。
DPを受け取ったら出生手続きは完了です!お疲れ様でした♪
終わりに
いかがでしたでしょうか?海外で出産すると、日本への届けに加え現地でのビザの対応が必要で複雑になります。産後にぼーっとした頭で進めるのは簡単ではないので、家族と協力しながら進められるように準備できると良いですね。ぜひこの記事を夫婦で共有したりして活用してください。
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