こんにちは。今日はみんなのシンガポール出産体験談の第4弾!マウントエリザベスでご出産されたMayuさんの体験談です。
Mayuさんのプロフィール
妊娠生活について
日本で妊娠が判明したとき、既に夫は渡星済だったので、一人でつわり期間を乗り切るのが大変でした…。とにかくベッドから動けず、メンタルもズタボロにやられて会社を1ヶ月休む羽目に…。
実家の母や仲の良い友人が長期泊まり込みでヘルプに来てくれ、掃除や家事、飼い猫の世話等をしてもらいました。
猫の渡星手続き
猫も一緒に渡星予定だったため、書類関係(全て夫に任せました)に加えて、渡星数ヶ月前から病院での予防接種や検査が複数回必要になりました。つわりがひどい時期は、徒歩10分の動物病院までタクシーで往復したことも度々…。
渡航直前には、猫用の酔い止め(錠剤)を処方してもらい、飛行機の揺れに備えました。
引越し(渡航数日前に設定)
引越し日に合わせて、実家の母(と叔母)が再度ヘルプに来てくれました。
引越し自体は、梱包から全て業者さんにお任せできるプランだったのですが、引越し後の掃除や、不要な家具(マットレス等)の処分等、体力仕事も残っていたので、家族のサポートはとてもありがたかったです。
渡航日
猫2匹分のケージ+自分のスーツケース+手荷物(+お腹の子)と、大荷物で空港に向かうこととなりました。1人では到底無理なので、母と一緒にタクシーで空港に行くことに。
空港のカウンターで猫を貨物として預ける際は、妊婦メンタルもあいまって、不安で号泣してしまいました…。(スタッフの方が優しく慰めてくださいました。あの時のお姉さん、ありがとうございます)
猫を預けた後は、事前に部屋を取っていた空港直結のホテルで、シャワーを浴びる等してゆっくり過ごしました。少しの時間でしたが、プライベートな空間で疲労回復できて良かったです。(ホテルはそのまま母が泊まりました)
搭乗後、真っ暗な機内で、貨物室にいる猫を思って泣いていたのですが(泣きすぎ)、その時初めてお腹に胎動を感じました!ポコポコと、まるで「大丈夫だよ」と言ってくれているようで、とても心強く、感動しました。
総じて
つわり期間中に渡航準備を進めるのは大変でしたが、家族や友人のサポートに本当に助けられました!
1人暮らしの期間は、とにかく無理をしないことを意識し、食事はUber eats、移動はタクシー、仕事のことは考えない、等、安静に過ごせる環境を整えました。
出産当日
7時頃破水 「トイレに行きたいな~」と思いつつ眠くてまどろんでいると、いきなり「パチン!」と音が聞こえたような気がして目が覚めました。何の音だったんだろう…と思いつつトイレに行って用を足して、立ち上がった瞬間にまた水が出てきて…。 尿漏れなのか、破水なのか、最初は分かりませんでしたが、尿にしては出てくる量が明らかに多かったので、破水だと確信。急いで夫を起こしました。(夫、驚いて秒で起きました笑)
緊急窓口に連絡・病院へ
モトコクリニックの営業時間外だったため、あらかじめ案内されていた緊急用の窓口に電話をすると、そのままマウントエリザベスに向かってほしいとのこと。お正月三が日のさなかだったので、モトコ先生は不在で、代わりの先生が来てくれる旨を伝えられました。
用意していた陣痛バッグを持って、グラブで病院に向かいました。(夜用ナプキンをつけておきましたが、車が揺れるたびに水が出てきて、汚してしまわないか心配でした…。ペットシーツがあれば良かったかもしれません)
8時過ぎ 分娩室へ
病院の受付で分娩室の場所を聞くと、係の人がEVまで案内してくれました。車椅子が必要か聞かれたのですが、私は使いませんでした(今思うと一体何故…)。分娩室フロアに行き、モトコクリニックからの封筒(*)を看護師さんに渡しました。 *妊娠後期になると全妊婦に渡されます。予定日前に出産が始まった場合に、病院へこの封筒をへ渡せばスムーズに対応してくれます
即座に分娩室に案内され、分娩着に着替えて、尿チェックとNSTをしました。 朝から何も食べてなかったので、この時点でかなりお腹が空いており、喉も乾いていました。看護師さんに何か食べても良いか確認したのですが、出産が終われば食べられるとの回答(それっていつ…?)。せめてもと、ミロとお水を持ってきてもらい、ちょびちょび飲みました。
9時半頃 子宮口確認
モトコ先生の代理の先生(Dr Chi)が到着。笑顔の素敵な優しい女性の先生でした!子宮口は4cmになっており、麻酔を入れたいか確認されましたが、痛みもあまりなかったので、この時点では断りました(今思うと一体何故 Part 2…)。
10時頃 お通じ
お通じがまだだったので、浣腸してトイレへ。とは言え子宮口4mなので、あまりいきみすぎないようにと言われました。 このタイミングで少し落ち着いたので、日本の家族に連絡を入れました。
10時半頃 麻酔
看護師さんがやってきて、麻酔を入れる流れに。緊張しましたが、看護師さんがずっと手を繋いでいてくれて心強かったです…。麻酔後は、本当に何も感じず快適!夫と話したり、ソフロロジー呼吸法の本を読んで過ごしました。
12時半頃 促進剤
子宮口は5cmになり、促進剤を入れました。麻酔の副作用で身体の震えが止まらなくなり、歯がカタカタ鳴っていました。まるで武者震いのようで、徐々に実感がわいて緊張し始めました。ひたすら呼吸に集中し、お腹の赤ちゃんに話しかけていました。
14時頃 急展開
何せお腹が空いていたので、看護師さんの想定よりも沢山お水を飲んでしまっていたようで、尿量を確認していた看護師さんが「膀胱がいっぱいだ!」と慌て始めました。子宮口も9cm程度まで開いていたようで、4-5人の看護師さんがバタバタと入室してきました。「膀胱を押して尿が排出されると、すぐbabyが出てくるよ!」とのこと。
14時半頃 いきみ開始
助産師さんといきむ練習を開始。髪の毛が見えてきたと、夫に見せてくれていました。
15時過ぎ頃 いきみ指示
Dr. Chiが入室。私も緊張で何が何やら…という感じでしたが、とにかく明るく励ましてもらい、波が来るたびに「プッシュ!」の掛け声に合わせ、3~4回いきみました。 麻酔によって下半身の感覚はほとんど無くなっていたので、上手くいきめているのかも分からない中、「もっと強くいきんで!もっと強く!」との指示。最後は息も続きませんでしたが、必死で力を込めると、頭が出てきて、その後身体が出てきたのが見えました。
15時半過ぎ 誕生
赤ちゃんが本当に出てきた!と私も夫もあっけに取られてしまい、あまりの衝撃に涙も出ず…(笑)。ただ、喜びと安心で胸がいっぱいになりました。カンガルーケアで初めて触れた赤ちゃんはフワフワであたたかくて、グレーがかった瞳がとても美しかったです。 2500gにも満たない小さい赤ちゃんだったのですが、健康状態は良好で、NICUにも入る必要はないと言われ、安心しました。
出産後
ベッドに横たわる私の傍らに赤ちゃんを置いてくれて、そのままベッドを動かして病室に移動。病室は個室で広く、とても綺麗でした!(後から確認すると、アメニティがイソップでした…幸) 産後の興奮で空腹も忘れかけていましたが、入院バッグの中に忍ばせておいたアルフォートを食べました…。美味しかった…。 iPadで好きなメニューを選んで晩ご飯を食べて、夜には初めての夜間授乳も。 産後ハイで2~3時間しか眠れませんでしたが、人生で一番幸せな夜でした。
産後の生活
夫が10日程度の育児休職を取得しました。元々出産予定日に合わせて実母が来星予定でしたが、出産が早まったため、産後すぐは夫と二人で赤ちゃんのお世話をしました。産後1週間程で実母が来てくれて、とてもホッとしたことを覚えています。 実母は1ヶ月程滞在して助けてくれましたが、それ以降はワンオペとなりました。産後2~3か月頃に子どもの黄昏泣きがピークを迎え、メンタル的にも体調的にも大変でした。シッターさんを雇うことも考えましたが、毎日がバタバタ過ぎていく中で、気が付けばワンオペで回せるようになっていたため、結局雇用には至りませんでした…。
出産にかかった費用
250万円程度 ※会社の補助+出産一時金を受領できたため、実際の手出しはゼロでした。
やってよかったことと失敗談
やってよかったこと
無痛分娩とは言え、初めての出産で緊張が大きかったので、ソフロロジー呼吸法についての本を読んで学んでいたことは良かったと思います。落ち着いて、思い出に残るお産に出来ました。
失敗談
朝イチで破水して、飲まず食わずで病院へ向かったので、本当にお腹が空きました…。すぐに病院へ向かった方が良いのはもちろんですが、少しでも何かつまんでおけば良かったと思いました。
これから出産される方へ一言
異国での出産で不安もあるかと思いますが、看護師さんもドクターも本当に優しく親切な方ばかりです!素敵なお産になりますように、お身体第一で過ごしてください^^
●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2025年1月の情報で、現在と異なる場合があります。



