シンガポールで出産する病院を探し始めると、
「病院のホームページを見ても、実際の雰囲気がよく分からない」
「病室や分娩室ってどんな感じ?」
「どこで出産するか、どうやって決めればいいんだろう?」
と迷うこともあると思います。
そんなときに知っておきたいのが、ホスピタルツアー(Maternity Tour)です。
シンガポールでは、出産前に病院を見学したり、Maternity Packageや出産時のサービスについて説明を受けたりできる機会があります。
私自身、
・Thomson Medical Centre
・Raffles Hospital
・Mount Elizabeth Hospital Orchard
の3つのホスピタルツアーに参加しました。
実際に参加してみると、病院によって雰囲気がかなり違う!
料金やサービスを比較するだけではなく、
「私はどんな場所でお産を迎えたいんだろう?」
と考えるための判断材料にもなりました。
さらに、初めて実際の分娩室を見たことで、「ここで赤ちゃんを産むんだ」と出産が一気に現実味を帯びたのも覚えています。
この記事では、私が参加した3院の体験を交えながら、シンガポールで参加を検討できるホスピタルツアーを紹介します。
気になる病院があったら、ぜひ実際に見て、聞いて、病院選びの参考にしてみてください。
シンガポールのホスピタルツアーって何をするの?
ホスピタルツアーの内容は病院によって違います。
実際の病室や分娩室を見学できたり、Maternity Packageの内容や料金について説明してもらえたり、出産・入院時に利用できるサービスについて教えてもらえたりします。
オンラインで参加できる形式もあります。
私が参加したツアーだけでも内容はそれぞれ違いました。
だからこそ、「病院見学」と考えるだけではなく、自分が気になっていることを実際に確認できる機会として使うのがおすすめです。
実際に3院参加して感じたこと|病院選び+出産の心構えになった
私がホスピタルツアーに参加して一番よかったと思うのは、病院選びの判断材料が増えたことです。
ホームページで料金やサービスを調べることはできますが、実際に病院へ行ってみると、それぞれ雰囲気がかなり違いました。
「私はどんなところでお産を迎えたいんだろう?」
と考えるうえで、実際にその場所を見られたことは大きかったです。
初めてThomson Medical Centreで分娩室を見たときのこと。
思っていた以上に「病院」という雰囲気が強くて、ちょっとドキッとしたのを覚えています。
それまで頭の中でなんとなく想像していた「出産」と、実際にこれから自分がお産をするかもしれない場所を見るのとでは、やっぱり全然違いました。
「出産って、こういう場所でするんだ」
と、一気に現実味が増した感じ。
でも今振り返ると、それも含めて参加してよかったと思っています。
初めての出産だからこそ、事前にその場所を見て、自分がそこで出産する姿を一度イメージできたことが、出産を迎えるための心構えにもなりました。
初産なら、夫婦で参加するのもおすすめ
実はThomson Medical Centreのホスピタルツアーには、私は最初ひとりで参加しました。
そしてその後、今度は夫も連れてもう一度参加しました。
私自身、初めて分娩室を見たときに「出産ってこういうところでするんだ」とドキッとしたのですが、夫も同じように、
「こんなところで出産するんだ」
と、少しドキドキしながら一緒に見ていました。
実際に病院の中を歩いている妊婦さんや、生まれたばかりの赤ちゃん、小さな子どもたち、そこで働く人たちの様子を見ると、ホームページで病室の写真を眺めているのとはやっぱり違います。
これから自分たちもここで出産を迎えるかもしれない。
そんな実感が、夫にも少し湧いたように感じました。
シンガポールで参加できるホスピタルツアー5つ
今回紹介するのはこちらです。日本人がよく出産に使う代表的な病院になります。
- Thomson Medical Centre
- Raffles Hospital
- Mount Elizabeth Hospital Orchard
- Gleneagles Hospital
- KKH
開催方法や見学できる場所、参加条件などは変更される可能性があります。参加前に各病院・主催者の最新情報を確認してください。
Thomson Medical Centre
私が初めて参加したホスピタルツアーがThomson Medical Centreでした。
私が参加したときは、まずツアーガイドの方からMaternity Packageの内容や料金、Thomson Medical Centreで提供しているサービスなどについて説明を受けました。
そのあと実際に院内を回り、病室や分娩室を見学。
さらに、水中出産に使われる分娩用のタブも見ることができました。
現在のThomson Medical Centreでも、事前予約制のMaternity Hospital Tourが案内されています。病室の見学については、当日の空き状況によります。
Thomson Medical Centre|Hospital Tourを確認・予約する
私が実際に参加したときの詳しい様子はこちらの記事にまとめています。

水中出産について質問して分かったこと
Thomson Medical Centreでは水中出産用のタブを見て、気になったことを質問してみました。
そのときに聞いたのが、水中出産に使える設備には限りがあり、希望していても当日の利用状況によっては水中出産ができない場合があるということでした。
タブの正確な台数は記憶が曖昧なのでここでは記載しませんが、この話を聞いて感じたのが、
「その病院でできる出産方法」と「実際に自分がその方法で出産できるか」は、必ずしも同じではない
ということ。
せっかくホスピタルツアーに参加するなら、
「この出産方法を希望しているけれど、実際にはどんな条件がある?」
「希望通りにならない場合はどうなる?」
など、自分のお産を少し具体的にイメージして質問してみるのがおすすめです。
Raffles Hospital
Raffles Hospitalのツアーは、私が参加したときは完全に個別形式でした。
申し込んだ日時に病院へ行くと担当の方が1人来てくれて、Maternity Suiteをぐるっと一周しながら簡単に説明してくれました。
実際の病室や分娩室も見ることができたので、
「ここで出産したらこんな感じなんだ」
とイメージしやすかったです。
現在もRaffles HospitalではMaternity Tourが案内されています。
Raffles Hospital|Maternity Tourを確認する
Thomsonのような説明会というより、実際の施設を担当者と一緒に見ながら回るというのが、私が参加したときの印象でした。
Mount Elizabeth Hospital Orchard
私はMount Elizabeth Hospital OrchardのMaternity Tourにも参加しました。
私が参加したときは、実際に病院内を歩く形式ではなく、オンラインでの開催でした。
分娩室などの画像を見ながら、Maternity Packageの内容や料金体系などについて説明を受けました。
実際の院内を歩くことはできませんでしたが、
「この病院で出産すると、どんなサービスがあって、どんな料金体系になっているんだろう?」
という全体像を知るには参考になりました。
私が参加したときと現在では開催方法が変わっている可能性があります。最新のツアー形式や日時については公式サイトから確認してください。
Mount Elizabeth Hospital|Maternity Tour・出産サービスを確認する
Gleneagles Hospital
私は参加していませんが、Gleneagles HospitalにもMaternity Tourがあります。
病院の施設やMaternity Packageなど、実際にここで出産するときに気になることを確認する機会になります。
Gleneagles Hospitalでの出産を候補にしている方は、公式サイトから現在の開催内容を確認してみてください。
Gleneagles Hospital|Maternity Tourを確認・予約する
KKH|ことびあクリニックの出産見学ツアー
私立病院だけでなく、KK Women’s and Children’s Hospital(KKH)についても、ことびあクリニックの取り組みとして出産見学ツアーが開催されています。
ここはKKH公式の一般向けツアーとしてではなく、ことびあクリニックが案内している取り組みとして紹介します。
KKHでの出産を検討している方は、ことびあクリニックの案内から最新の開催状況や参加方法を確認してみてください。
ことびあクリニック|KKH出産見学ツアーの案内を見る(Instagram)
ホスピタルツアーでは何を見る?「出産当日」を想像して質問してみよう
実際にいくつか参加した今なら、ただ「病室きれいだな」「分娩室はこんな感じなんだ」と見るだけではなく、自分たち家族が出産当日にどう動くのかまで想像して質問するのがおすすめです。
たとえば、
- 希望する出産方法に対応している?
- 設備数や当日の状況によって希望できない場合はある?
- パートナーはいつから、どこまで一緒にいられる?
- 出産当日はどこから病院へ入る?
- 産後に過ごす病室は?
- Maternity Packageには何が含まれる?
- 入院時に自分で用意するものは?
- 授乳や産後のサポートは?
- 自宅から病院まで実際にどのくらいかかる?
こうしたことを自分のお産に置き換えて考えてみると、質問が出てきやすくなります。
2人目以降なら「上の子をどうする?」も確認
そして、上のお子さんがいる家庭は、出産中に上の子をどうするかも考えておきたいポイントです。
Gleneaglesで出産したママのレポを読んで、私も「これは確認しておいた方がいい!」と思ったのが、
出産中に上の子を病院内のどこかで待たせてもらえるのか
ということでした。
これは病院によって対応が違います。
上の子を病院内で待たせられるのか。
誰か付き添いが必要なのか。
夫が立ち会っている間、上の子を誰が見るのか。
このあたりは、夫婦だけではなく家族全体のスケジュールに関わる大事なポイントです。
特にシンガポールでの出産は、海外生活だからこそ、日本にいるおじいちゃん・おばあちゃんなど家族の手をすぐに借りにくい家庭もあると思います。
だからこそ、上の子を誰に預けるのか、病院内で待てるのか、夫がどこまで立ち会えるのかは、出産が始まってから考えるのではなく、妊娠中に確認しておくことがより重要だと感じます。
特に「夫にも出産にしっかり立ち会ってほしい」と考えている場合は、家族全体の動きをイメージしながらホスピタルツアーで確認しておくと安心です。
子どもの待機や付き添いに関するルールは病院によって異なるので、ツアー参加時に最新の対応を確認してみてください。
まとめ|気になる病院があったら、実際に見てみよう
初めての海外出産ドキドキですよね。実際に出産する場所を見てみて、楽しみな気持ちも増えたし安心して時を過ごすこともできたので、ぜひ気軽に行ってみてくださいね。
このブログでは、シンガポールでの子どもとの暮らしが安心で、もっと楽しくなるように、妊娠・出産・育児・おでかけ・暮らしの情報を、在住ママ目線で発信しています。

シンガポールで出産されたママ達の出産レポも多数掲載中!こちらも合わせて病院選びの参考になったら嬉しいです。

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