こんにちは。ぴよです。先日無事に出産しました!
計画出産を予定していたものの、計画日前に突然破水し緊急帝王切開での出産になりました。
今後出産される方向けに出産当日のレポをまとめてみました。

臨月に入って心の準備をしていたものの、やはり突然始まると焦りました!
シンガポールでの出産に向けて知っておいた方がよかったことやよく使った英語などをまとめました。
最後の夫婦の時間を楽しんでいた私たち
37週6日の日曜日、計画出産予定日を2日後に控えた最後の週末でした。
私たちは最後の週末をゆっくり過ごしていました。



お世話リハーサルはやってよかったです!
足りないものは買えたし、安心して赤ちゃんを迎えることができました。
📝出産後にしにくくなったこと (追記)
授乳室がある場所以外は行きにくくなりました。
例えば、ショッピングセンターは比較的授乳室が揃っているので安心していけます。
しかし、ホーカーやローカル系の雑多なところ(Lucky Plazaなど)はしばらくは行かないかなと。
あと、完母だと外での授乳に慣れるまでは家から遠い場所も難しいです。
さらに、自分のために時間を使うことも今のところは難しいです。
自己研鑽やリラックスのために時間を使うのは、出産前にたっぷり楽しんでおくことをおすすめします。



出産前に「最後にどこに行こう?」と悩んでいる方がいたら、
参考にしてください!
まさかの破水?! 焦る私たちと止まらない羊水
コンドのプールから帰ってきて家でシャワーを浴びていたら突然
「プツン!」と音がしてジョバっと暖かい何かが出ました。
一瞬で感覚的に破水だとわかったものの、「まさか、考えすぎかなぁ」という思いもあり…
一応夫に声をかけるためにシャワーから上がろうとしたら、暖かい液体がさらに流れたので「あ、破水だわ」と確信しました。



クリニックの営業時間外 緊急連絡先を控えておいてほんっとうによかった。
とにかく落ち着いて先生に電話することが大事でした。
冷静を保とうとしつつ電話をかけたけど、状況を伝える英語がうまく出てこない。
よく使う単語は覚えておくことをおすすめします。
先生は「あ、破水しちゃったのね。焦らなくていいからタクシーで病院に来てください。タオル巻いてくれば大丈夫。」と指示をくださったので、安心して準備をして病院へ向かうことができました。
Grabに乗ったら、念の為運転手さんにも破水していることを伝えてペットシートをひいて車に乗り込みました。
優しく運転してくれるし、病院に着いたら車椅子持ってきてくれたりサポートしてくれたので
伝えておくことをおすすめします。
(運転手さんはびっくりしつつも、私たちを安心させるために自分の子供が生まれた時の話をたくさんしてくれました。)
病院に到着! 英語で問診100本ノック
病院のフロントで「破水しています。分娩室に行きたいです。(I’m pregnant and breaking water now. I’d like to go to the delivery suites.)」と伝えると、
分娩室まで車椅子を押して連れて行ってくれました。
分娩室に入ると、出産用の服に着替えた後、先生からの連絡を受けて待機していた看護師さん達が早速準備を始めます。
…とここで、看護師さん達から問診の100本ノックが始まります。
聞かれることは日本の病院で聞かれることと同じような内容なので、安心してください。
参考までに聞かれたことを覚えている範囲でメモしておきます。
問診が落ち着いた頃に先生がやってきて、エコーをしました。
私の子供はお腹の中で逆子の位置にいたので、帝王切開になるか自然分娩するかの判断のためです。
結局子供は変わらずいつもの位置にいたので、その場で帝王切開が決まり手術の準備が始まりました。



できればDrug free birthで産みたいと思っていた私としては、
帝王切開が決まってかなりショックでした。
ただ、心のどこかでは覚悟していたし、
何より子供が自分で生まれる日を決めてくれたことが嬉しかったので頑張りました。
麻酔が効いてきてパニックに、息ができない
準備が整うと移動用のベッドに乗せられて手術室に運ばれました。
夫は部屋に残されて、手術の準備ができたら手術室に呼ばれるようでした。
運ばれている間、病院の天井を見つめながら、胎動を感じられるのは最後なんだなぁと思い、お腹をさすっていました。
手術室に運ばれたら、麻酔科の先生が処置を始めます。
無痛分娩と同じ部分麻酔で、横向きになって「背中を丸くしてね」とぎゅっと丸めていました。
お腹がぐっと押されて吐きそうになる、これが地味にきつい。
背中にちくっと感じた後、下半身が痺れ始めて左足がじんわりあったかくなりました。
気がついたら左足が全然動かせない。足が曲がった状態で麻酔がかかっていました。
「ん?右全然動くぞ、伝えた方がいいか??」と思っていたら、右もじんわりあったかくなり両足が動かなくなりました。
「あったかいな」と思ったのも束の間で、次は呼吸がどんどん浅くなってきて、お腹が切られることに焦ったのか吐き気もしてきました。
麻酔科の先生が「大丈夫?」と聞いてきたので、「吐きそう (vomit)」と伝えると吐ける器を用意してくれました。
しかし、吐こうとすると胃に力が入らなくて全く吐けない。
体が動かないことに無意識にパニックになったのか、やばいと思ったところに夫が到着。
夫に一緒に深呼吸してほしいと伝えて、深呼吸してもらっていたら少しずつ落ち着いて吐き気も息苦しさもなくなっていました。



気がついたら手術が始まっていたようで、夫に意識を向けることにしました。
ついに誕生! 3人の初対面
手術が始まってから、夫が手術室に来るまでのすったもんだを聞いていました。
(看護師さんらしい人に連れられて移動していたら、「お前どこに行くんだ?」と聞かれて焦ったとか。)



もちろん、夫から手術中のお腹は見えないように工夫されています。
夫曰く、先生達のゴーグルの反射で開いているお腹が見えてしまいそうだったようなので、
立ち会いされる旦那様は奥様に集中されることをお勧めします。
体感では30分もしないうちに、「赤ちゃん出るよー」と先生に声をかけられ
看護師さん達がお腹をぐいっと押し始めました。
「ついに赤ちゃんに会えるんだ」とまた吐きそうになるのを抑えながら待っていたら、すぐに赤ちゃんが出てきました。
大きな声で泣き始めて、夫が呼ばれて臍の緒を切らせてもらいました。
(帝王切開なのですでに切っていますが、少し短くさせてもらった形です。)
その後すぐにおくるみに巻かれた我が子が私の方に来て、胸に乗せてもらいました。
さらに看護師さんが夫と我が子と3人の写真も撮ってくれました。
あったかくてしわしわの小さな子が出てきて、やっと会えたと嬉しい気持ちでいっぱいでした。
→ バースプランに特に書いてなかったけど、手術室の中でも記念になることをスムーズにやってくれました。
しばらくして夫と子供は先に手術室を出ていき、私はお腹を閉じてもらいました。
ほっとしたので寝たかったけど、産後ハイなのか寝れもせず先生達の会話をぼーっと聞いていました。
先生達が楽しそうに話していたので、手術は順調なんだなぁということだけは感じていました。
初めてのカンガルーケア
お腹を閉じた頃に、急に寒気が襲ってきました。
体の震えが抑えられないほどブルブルしていて、麻酔科の先生達が急いで麻酔を抜いて温かい部屋に移してくれました。
(抜かれたのがいつかわからないくらい早業でした。)
温かい部屋で「休んでいてね」と言われてしばらくすると、子供が運ばれてきてゆっくりカンガルーケアをさせてもらいました。



カンガルーケアの時間はたっぷり取れました。
私的には十分できました。
この子がお腹にいたんだなぁという思いと、ついに会えたんだなぁという思い、疲れたなぁなどいろんな思いがぼーっと頭に浮かびながら
あたたかくて小さい我が子と過ごす時間はとても心地よかったです。
しばらくすると看護師さんが迎えにきて、そのまま自分の入院部屋まで運ばれて夫と2人で出産が終わったことを喜んでいました。
入院生活が始まる
看護師さん達がきて、今日の流れを説明してくれました。
看護師さんが帰った後は、家族に連絡して無事に終わったことを伝えつつとにかく休みました。
私の場合は、麻酔が切れてもお腹の痛みを感じることはなく予定された痛み止めの投薬だけで済み
安心して過ごすことができました。



子供は同室にいますが、ベッドから動くことはできないのでおむつの交換などは看護師さんにお任せできます。
可愛い顔をじっと見ていることができて楽でした。
3人家族の生活スタート!
こんな感じで私の出産は無事に終わりました。
モトコ先生の神技で元気な子供が生まれて本当によかったです。
次回は帝王切開後の生活についてレポしようと思います。
帝王切開に自ら望んでなる方はいないと思いますが、どの方の出産にもありうることだと思います。
気になる方は是非続きも読んでみてくださいね。



最後まで読んでいただきありがとうございました。
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