親戚がシンガポールに遊びに来ることになり、
我が家も数日前からそわそわ。
「何食べに行こう?」
「みんなでどこに行こう?」
「チャンギ空港まで迎えに行く?」
そんな楽しい話をしていた、まさに出発当日。
突然、親戚から連絡が入りました。
「名前の表記が間違っていて、オンラインチェックインができない…」
な、な、なんとーーー?!
ついにやってしまったか……。
でも、最初は正直、そこまで深刻に考えていませんでした。
「ローマ字が1文字違うだけだし、電話すれば直してもらえるかな?」
そんな気持ちで、急いでANAの電話窓口に連絡。
ところが結論から言うと、
今回の航空券は名前の修正ができず、搭乗できないという案内でした。
ガーーーン……。
この記事では、我が家が実際に取った対応、なぜ間違えてしまったのか、そしてもし間違えてしまったらどうしたら良いかというポイントをまとめます。
同じように、親や親戚を日本からシンガポールに呼ぶ方、よく飛行機に乗る方の参考になればうれしいです。
今回起きたこと:航空券は「DU」、パスポートは「ZU」だった
今回間違えたのは、名前に入っていた 「づ」 のローマ字表記。
航空券を予約した時は、
たちつてとの「つ」に濁点だから、DUかな?
と思って DU で入力。
ところが、実際に発行されたパスポートでは ZU になっていました。
つまり、
- 航空券:DU
- パスポート:ZU
という、ローマ字1文字違いの状態。
たった1文字。
されど1文字。
国際線では、航空券の名前とパスポートの名前が一致していることがとても大事です。
なぜ間違えてしまったのか
一番の理由は、航空券を購入した時点で、手元にパスポートがなかったことです。
今回シンガポールに来る親戚は、最後の海外旅行が30年近く前。
急にANAのセールを見つけて、
「この値段ならシンガポール行けるかも!」
「せっかくだから行こう!」
となり、先に航空券を購入しました。
実際、航空券の購入時点でパスポート番号を入力しなくても予約できるケースはあります。
そのため、
- 先に航空券を予約
- その後にパスポートを申請
- パスポートができてからオンラインチェックイン
- 名前の表記違いに気づく
という流れになりました。
ここが今回の大きな落とし穴でした。
パスポートが手元になくても航空券は買える。
でも、パスポートのローマ字表記と同じ名前で予約しないと、あとで大変なことになる。
これを身をもって学びました……。
ローマ字表記の間違いに気づいてから取った対応
まずANAの電話窓口に連絡
名前の間違いに気づいて、まず最初にしたことはANAの電話窓口への連絡です。
当日空港カウンターで相談するという選択肢も頭をよぎりましたが、出発当日に空港で「変更できません」と言われたら、もう本当にどうにもなりません。
なので、気づいた時点ですぐ電話しました。
航空券の名前間違いに気づいたら、まずは
- 航空券を購入した航空会社
- 旅行会社経由なら購入した旅行会社
- コードシェア便なら運航会社
にできるだけ早く確認するのが大事だと思います。
ANAのルール上は、修正できる可能性がありそうだった
電話で確認したところ、ANAの国際線航空券では、条件によっては名前のスペルミスなどを訂正できる場合があるとのことでした。
今回のようなローマ字1文字違いも、内容だけ見ると「訂正できる可能性があるケース」に見えました。
この時点では、
「よかった……なんとかなるかも!」
と少し安心していました。
問題は、共同運航便だったこと
ところが、今回の航空券には大きなポイントがありました。
それは、ANAで予約した航空券だけれど、実際に運航するのは別の航空会社だったということ。
いわゆるコードシェア便、共同運航便です。
予約画面ではNH便名でも、
Operated by Singapore Airlines
のように書かれている場合、実際に飛行機を飛ばすのはANAではなく、別の航空会社です。
そのためANAの窓口でも、
「ANAではこの場で回答できないため、対象の航空会社に確認して折り返します」
という案内になりました。
この時、出発予定時刻まであと5時間を切っていました。
ドキドキしながら折り返しを待ちました。
名前修正できず、キャンセルして取り直しに
折り返しの結果、案内された内容は、
「名前の修正はできません。搭乗できないため、この航空券はキャンセルのうえ、新たに航空券を予約してください」
というものでした。
えええええ……。
1文字違いなのに……。
当日なのに……。
正直、かなりショックでした。
ただ、今回についてはキャンセルした場合、対象の航空券代は全額返金されることが救いでした。
そのため、電話窓口でそのまま当日・翌日の空席状況を確認してもらい、正しいパスポート表記の名前で航空券を取り直す方向になりました。
取り直し便を探すことに。ANAは当日・翌日便が38万円……!
名前の修正ができないとわかり、次に考えたのは、
「では、今日か明日で取り直せる便はあるのか?」
ということでした。
ANAの電話窓口で、そのまま当日・翌日の空席状況も確認してもらいました。
すると案内された金額が、
当日または翌日の便で、なんと約38万円。
え……38万円……?
さすがに急に払える金額ではなく、電話口でしばらく呆然。
「これはもう、シンガポール行きを諦めるしかないのかな……」
とかなり落ち込みました。
ただ、救いだったのは、もともと搭乗予定だった航空券代が全額返金されると案内されたことです。
それなら、ANAにこだわらず、LCCでも他の航空会社でもいいから、とにかく今から取れる安いチケットを探そう!ということになりました。
Google Flightsで探したら、まさかのJALが最安だった
そこで使ったのが、Google Flightsです。
希望の日程を入れて、当日・翌日あたりで日本からシンガポールに行ける便を検索しました。
すると、最初にヒットしたのがまさかの JAL。
LCCが出てくるかなと思っていたので、これはかなり意外でした。
しかも、往復で8万円台。
ANAで案内された当日・翌日便が約38万円だったので、迷わずJALの航空券を購入しました。
その後、もともとの航空券はキャンセル手続きを進めることに。
結果的に、
- 元の航空券代は全額返金
- 取り直したJAL便は往復8万円台
- シンガポール行き自体は諦めずに済んだ
という形になりました。
本当に、ここでJALの便が見つかったのは救いでした。実際に搭乗してみると、JALのシンガポール行きはかなり空いていたようです。
名前間違いに気づいたら、すぐやること
もし航空券とパスポートの名前が違うことに気づいたら、まずは落ち着いて、以下の順番で確認するのがおすすめです。
1.購入元に連絡する
ANA公式サイトで買ったならANA。
JAL公式サイトで買ったならJAL。
旅行会社や予約サイトで買ったなら、その購入元。
まずは購入元に連絡します。
2.コードシェア便なら運航会社も確認する
旅程表に「Operated by 〇〇」と書かれている場合は、運航会社のルールが関係することがあります。
購入元に連絡したうえで、
「この便はコードシェア便ですが、名前訂正は可能ですか?」
「運航会社への確認が必要ですか?」
と聞くとよいと思います。
3.出発当日でも諦めず、でも空港任せにしない
今回、出発まで5時間を切っていましたが、電話で確認したことで「搭乗できない可能性が高い」ことが事前にわかりました。
空港まで行ってから発覚していたら、本人も迎える側ももっと大変だったと思います。
当日でも、気づいた時点で電話。
これが本当に大事です。
まとめ
たった1文字の違いでも、搭乗できなくなるということを身をもって体験しました。
特に、
- パスポートがまだ手元にない
- 親や親戚の航空券を代わりに予約する
- セール運賃で急いで予約する
こんな時は要注意です。
我が家の失敗談が、これからシンガポールに家族を呼ぶ方、久しぶりに海外旅行をする方の参考になればうれしいです。
みなさんのシンガポール旅行、楽しい旅行になりますように。
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