「自分の心地よいって何？」力んでいた私の子育て【ママのつぶやき】

2025年11月15日2025年11月17日

こんにちは。ぴよです。今日は久々にママのつぶやきです。【ママのつぶやき】とは、編集長の私ぴよが日々子育てしている中で漠然と感じていることを言葉にすることで、同じく子育てしているママ達がちょっと楽になったり、自分を大切にするきっかけになったら良いなとの思いで書いているコラムです。

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力んでる自分に気がついた

最近私は、「自分力んでるなぁ」と感じることが増えました。というより、「力んでる自分に気がつき始めた。」が正しいかも。

今の私はありがたいことにお仕事は夫に任せて、1人の子どもと過ごす主婦をやっています。サラリーマン時代の私は就業時間があるようでない状態で働いていて、そこから比較するとかなり温和な日々を過ごしています。(もちろん子どもといるのだって別のパワーが必要です。)

サラリーマン時代の私は、力んでいることが通常状態でした。全く気が付かないほどに。おそらく頭はガッチガチ、肩も首も硬くて24時間緊張状態。打ち合わせばかりでトイレに行く時間もないような日中を過ごし、仕事が終わったら頭をスッキリさせるために近くの銭湯に通ってサウナに行きました。サウナに行かないと次の日の活力が湧いてこない(今思うと絞り出してた)生活でした。仕事中は特にずっと歯を食いしばってたと思います。

心地いいって何？

そんな私が妊娠して、最初に言われたのは「お母さんはゆったり過ごしてリラックスしてね。ストレス貯めちゃダメだよ。」。私は「リラックスする…？ってどうやって？サウナでも行く？」みたいな頭にはてながたくさんでした。あと、わからなかったのが「自分が心地よいかどうか。」これは、マタニティピラティスに行った時にこの問いに出会いました。この文章を書きながら、客観的に見るとやばい人みたいに見えるけど本当の話。自分がどうすれば心地よいのか、今の自分は心地よい状態かどうかなんて考えたこともなかったのです。

自分の心地よさを探し始めた

そんな私が妊娠期を経て少しずつ自分の体の心地よさに興味を持ち始め、少しずつ心地よさに対するアンテナが増えていきました。「体が心地よい状態ってなんだろう？」と思って、体を整える骨盤ケア(今度詳しくまとめます)を取り入れ始めました。「体が喜ぶ食事ってなんだろう」と思い、プラントベースのお料理教室に行ってみました。また、家で過ごすにあたって心地よい環境づくりにも興味が出始めて、ものを手放してみたり、拭き活をしてみたりして気持ちよさを感じ始めました。

そんな生活をしているある日、イラっとした瞬間がありました。それは、子どもの体のケアをしていた時。私はまるまる育児という、子どもの体の発達に合わせて本来のまるさを守りながらお世話をする育児法を取り入れていて、昨日先生に子どもの体を診てもらっていい感じになって帰ってきたんです。なのに今日、子どものお世話をしていて、何か違う。教わったようにやっても昨日と同じように行かない。なんでなんで、とイラッとして夫に子どもをパスした自分に気がつきました。

やらないよりやった方が子どもにとってプラスになる。だからやっているのに、完璧にできない自分にイライラしてやめたくなる。そんな自分の思考回路に気がついて、「なんだかなぁ」と思っていました。子どもを育てているママたち、同じような経験ありませんか？離乳食の時期にも起こりやすいような気がします。「子どものためを思って、体にいい食材を用意して頑張って手作りするけど、子どもが食べてくれなくてイラッとする」的なイメージ。

冒頭の力み、心地よさという観点に戻ると、この「イラッ」はまさに自分が力んでいたから起こったんだろうと思います。そして、「心地よくない」と感じたからこそ気がついて分析できた。じゃあ、どうしたら心地良くなる？

そんな私の目に留まった一つのインスタ投稿に「これ良さそう」と思った考えが載っていました。

https://www.instagram.com/p/DQ5X_fTkh61/?igsh=MWdkc3AyYzBxOXJsaw==

昔ながらのわらべ唄での子育て方法を発信している「まめっこ庵さん」。雰囲気が好きでよく見ているのですが、今回の投稿の最後にあった言葉「すぐに目に見える「何か」にならなくても　後の宝になることを信じて。」読んだ時、「これだぁ！！」とビビッときました。

長い目線で楽しんでみる

私は、何事に対してもすぐに成果が出ることを求めていたのだと気がつきました。それが力みになり、イライラになり、心地よくなくてやめてしまう。でも、これを畑にタネを撒くように、どれの芽が出るかはわからないけどゆっくり水を撒きながら待つ。ゆったりと待つ時間を楽しむような、そんな心持ちで子どもと向かい合えたらどんなに素敵だろう。急に体の力みが抜けて、長い視点で向かい合える気がします。

そんなふうに思えたら、最初にイライラしていたことがスッとうまく行って、「なぁんだこうすればよかったのか」と心の中でホッとしました。なんでも自分の心の持ち方次第ですね。

芽が出るかどうかはわからない、けど何か出たらそれで良い。出た芽を面白がって、楽しんで歩んでいきたいと思った今日でした。