こんにちは。ぴよです。私は現地で出産し、夫と2人で産後を乗り越えました。私たちはこの形を選択してほんとうに良かったなと思っているので、今日は、出産から3ヶ月経った今振り返って「現地出産でよかった!」と思う理由をまとめてみたいと思います。
前提 : 産後の生活
ナニーさん、ヘルパーさんは頼まなかった
我が家は長い目で見てヘルパーさんを依頼しようとしていたのですが、WPの手続きが進まず産後も到着日が決まらなかったため雇用するのを断念しました。
詳しくはこちらの記事にまとめてあります。
https://daily-lifehack.com/2025/07/03/maid_wp/
結果的に私たちは2人でやって良かったなと思っているので、その理由は後半にまとめます。
帝王切開で体が動かない
帝王切開で出産したため、出産して2週間くらいは体の自由が効かず歩くのが精一杯。赤ちゃんのお世話より、自分の回復に力を注ぎたい状態でした。うちの場合は、食事の準備や赤ちゃんのお世話は夫が一手にになってくれたので回復することに集中できました。
夫の育休は取得できず、有休で対応
駐在員家族にはよくあることだと思いますが、育児休暇を取得することはできませんでした。そのため、有休(2週間)と在宅(2週間)で、約1ヶ月家にいてもらうことができました。
※こちらで出産される方は、育休が取れるのか確認の上難しい場合は有休をできるだけ残しておくことをおすすめします。
両親の応援は産後1ヶ月過ぎた頃
もともと出産予定日から2週間後あたりで両親が渡星する予定でした。生まれる前に来てしまう事態を避けるためだったのですが、予定日より2週間以上早く破水したため1ヶ月間夫と2人の生活になりました。
※モトコクリニックでは原則計画分娩で対応されていて、状況によりますが38週あたりを勧められることが多いようです。それを踏まえてサポート体制を計画するのがおすすめです。(2025年10月現在)
現地出産がよかったと思う理由
夫と誕生の瞬間を分かち合えた
なんと言ってもこれが一番大きな理由です。臨月でどんどん大きくなるお腹を愛でながら、一緒に楽しみにできた日々は感慨深いし、何より第一子がお腹から出てきた瞬間に一緒にいられたことは人生においていちばんの宝物と言っても過言ではないです。この瞬間の空気感は後から写真を見せても、話をしても伝えきれないものがあると思います。もちろん、現地で出産することはリスクもあるし簡単ではないですが、私たちは一緒に我が子を迎えられて本当に良かったと思っています。
夫との育児の協力体制ができた
私の体が動かなかったこともあり、夫は入院中からとても積極的にお世話をしてくれていました。看護師さんがおむつを変えている様子を見て教わったり、おくるみの巻き方を練習したり、初めて赤ちゃんに向き合えドキドキ感や親として一つずつできるようになっていく過程を一緒に進めました。そのおかげで、今では夫は育児の最強のパートナーですし、私だけがストレスを溜めることなくお互い頼り合って生活ができています。
ナニーさん、ヘルパーさんは雇わなくてもなんとかなった我が家
私たちは、1ヶ月後の両親の渡星までなんとか乗り越えることを目標に過ごしていました。その中で、我が家の夫が育児の最強パートナーになってくれただけではなく、料理なども家事も好きというタイプだったので私が動けなくても家のことは一通り回すことができました。
これができたのは我が家の夫のタイプが特殊だった+会社の方々が在宅で仕事ができるように融通を効かせてくれていたというのが大きいです。
あと、お世話をする中で気がついたのですが私たちは「赤ちゃんはできる限り自分でお世話したい」という思いがあり(だから、家事を任せられるヘルパーさんの雇用を検討していた)、ナニーさんのタイプによってはちょっとイライラしたかも。「家が多少汚くても生きていける」という精神で行けば、ヘルパーさんに頼むほどの仕事量も結果的にはありませんでした。
ただ,食事については体のことを考えるなら産褥食を食べ続けられたら回復が早かったと思うので(病院で食べて実感した)、産褥食デリバリーなどは頼んでおいても良かったかもと思っています。
現地出産する上での注意点
早産などで医療費が高額になった時の対応を検討しておく
シンガポールでは医療費がとにかく高く、通常の出産でも数日でうんびゃく万円という世界です。早産になって子供が何日も入院、なんてことになると支払い金額はポンっと上がってしまいます。そのため、会社の保険のカバー範囲がどこまでかを確認の上、カバーされない場合は妊娠の初期の段階で妊娠出産保険への加入などを検討しておくことをおすすめします。
私たちは妊娠後期になってそれに気がつき、保険に入ろうとしたら既に保険料が超高額になっていました。
いざという時に頼れる先は確保しておく
私たちはヘルパーやナニーさんを頼みませんでしたが、いざという時に頼れるように単発のヘルパーサービスは何件か確保しておきました。自分が体調を崩した時、ご飯を作り置きして欲しい時など、何かがあった時に頼れる先は確保しておくことが安心です。
終わりに
いかがだったでしょうか?せっかくシンガポールにいるなら、現地出産してみたい…!けど、日本に帰った方が安心感もある…と悩まれていると思います。私が現地出産に決めた理由は、「うまくいっても行かなくても人生のネタになりそう。」です。(人生はネタ集めだと思っています。) シンガポールは医療も進んでいるし、現地で出産しているお母さんたちはたくさんいますので安心して産める国ですので、自分がやりたいと思う方を選べるといいですね。
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